子どもの治療は子どもにとっては一大事です。
できる限り、むし歯にならないような予防に力を入れていますが、
残念ながらむし歯になってしまった場合、
大人と同じような治療スタイルはできません
子どもは大人の縮小形ではないからです。
1つ1つステップを踏んで
診療室や治療台、お口を開けること、治療の道具に慣れること
順番にできるようにトレーニングを積んでいきます。
まずはひとりで入れるかです。
おかあさんといっしょに治療台に乗って治療を受けることはできません。
すわれました!
歯医者のお姉さんとお話しするのは緊張します。
お話しできれば慣れた証拠です。
今度はお口を開いてもらいます。
風を吹きかけたり、 バキューム(掃除機)で唾を吸ったりしてみます。
実際に、お口の中で器械を使ってみます。
綿やお口を開ける器械が使えるかな~
お口の中で器械を動かしてみます。
ここまでできましたら
といった、段階を踏みます。
時には、前回できたことも出来なくなっていることもあります。
トレーニングは繰り返し、繰り返し行います。
子どもが安心して、またがんばる気持ちでしなければ、
無理やり治療になってしまいます
子どもたちとはこれから長~いお付き合いになります。
できれば、歯医者が好きなってもらいたいものです。
院長